🔵 CPU 系
TDP
CPUが定常動作時に発する熱量の目安値。単位はW。
別名・略称: Thermal Design Power 熱設計電力
🧾 概要
CPUが定常動作時に発する熱量の目安値。単位はW。
何ができるか
- CPUクーラーの冷却能力選定の基準になる
- 電源容量の計算に使う
- ケースのエアフロー設計の参考にする
- 同世代CPUの発熱比較ができる
特徴
- メーカー公称値であり実消費電力とは別物
- AMDとIntelで定義が異なる(PBP/MTPなど複数指標)
- ブースト時は公称TDPを超える消費電力になることが多い
- 主要レンジは65W / 105W / 125W / 170W
図解
[CPU 動作状態]
アイドル ─────── 数W
通常負荷 ─────── TDP ≒ 65〜125W
ブースト ─────── 公称超え(PPT/MTPで上限制御)
サーマル限界 ─── 強制クロックダウン
仕組み
- CPU内蔵センサーが温度・電力を監視
- 公称TDPを基準に冷却ソリューションが設計される
- 上限を超えるとサーマルスロットリングでクロック低下
- BIOSでTDP上限変更(PBO・Power Limit解除)も可能
構成要素 / 種別
- PBP(Processor Base Power) — Intelの基準値
- MTP(Maximum Turbo Power) — Intelのブースト時上限
- TDP(AMD) — Ryzenの基準消費電力
■ ユースケース
- 実務:65W CPUなら空冷で十分、170W CPUは大型空冷か簡易水冷推奨
- 比較・選定:CPU選定ガイド
■ 関連用語
■ 関連サイト・詳細な文書
- AMD Ryzen 公式 — TDP仕様一覧
- Intel Core Ultra 公式 — PBP/MTP仕様