🔵 CPU 系
キャッシュメモリ
CPUコア近傍に置かれた超高速の小容量メモリ。
別名・略称: Cache CPUキャッシュ L1/L2/L3 キャッシュ
🧾 概要
CPUコア近傍に置かれた超高速の小容量メモリ。
何ができるか
- メインメモリより数十倍高速にデータを供給する
- CPUの待機時間(メモリレイテンシ)を削減する
- 頻繁に使うデータ・命令を保持する
- ゲーム性能を大きく押し上げる(特にL3)
特徴
- L1(最速・最小)→ L2 → L3(大容量)の階層構造
- L1/L2はコア専用、L3は全コア共有が一般的
- 容量はモデルによって数KB〜100MB超
- AMDのX3D系は3D V-Cacheで大容量L3を搭載
図解
[CPU コア]
↓ 数 cycles
[L1 (32〜64KB)] ← 最速
↓ 約 10 cycles
[L2 (512KB〜2MB)]
↓ 約 30〜50 cycles
[L3 (16〜128MB 共有)]
↓ 約 100 cycles
[DDR5 メモリ]
仕組み
- 局所性原理(時間的・空間的局所性)でヒット率を高める
- ミスすると下位の階層から取り込む
- 書き込みはWrite-back/Write-through方式
- プリフェッチで将来必要なデータを先読み
構成要素 / 種別
- L1キャッシュ — 命令用とデータ用に分離
- L2キャッシュ — コア専用、中容量
- L3キャッシュ — 全コア共有、大容量
- 3D V-Cache — AMD X3D系の積層L3拡張
■ ユースケース
- 実務:ゲーム用途ではL3大容量のRyzen X3Dが優位
- 比較・選定:CPU選定ガイド
■ 関連用語
- CPU — キャッシュを内蔵する主体
- コア数 — 各コアがL1/L2を持つ
- シングルスレッド性能 — キャッシュヒット率が影響
- Ryzen — X3D派生で大容量L3
■ 関連サイト・詳細な文書
- AMD Ryzen 公式 — Ryzen各モデルのキャッシュ容量