比較・選び方

Z790 vs B760|LGA1700 マザーボード選び方

Intel LGA1700 ソケットの Z790 と B760 チップセットを比較。CPU OC 対応・PCIe レーン・価格帯を整理し、Intel 12〜14 世代で B760 で十分な理由を解説。

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Intel LGA1700(12〜14 世代)マザボ選びで迷うのが「Z790 vs B760」。価格差 1〜3 万円ですが、業務 + 副業利用なら B760 で十分 です。本記事では両者の違いと、B760 で済ませるべき根拠を整理します。

この記事の要点

  • 主な違い:CPU OC 対応・PCIe レーン数
  • 業務 + 副業利用なら B760 で十分
  • Z790 が必要:OC 派・大規模拡張・最高性能追求
  • 価格差は メモリ・SSDGPU に振るほうがコスパ◎

1. 主要仕様比較

Z790 vs B760 主要仕様
評価項目
Z790
B760 推奨
対応 CPU Intel 12〜14 世代 Intel 12〜14 世代
CPU OC ◎ 対応 × 不可
メモリ OC ◎ 高速 ○ DDR5-5600 まで
PCIe Gen5 GPU ○(一部のみ)
PCIe Gen4 レーン 20 本 10 本
M.2 スロット最大数 4〜5 本 2〜3 本
USB 20Gbps ポート 5 本 2 本
USB 10Gbps ポート 10 本 4 本
価格帯 30,000〜60,000 円 18,000〜30,000 円
OC しないなら B760 で十分。Z790 は OC + 大規模拡張派向け。

2. CPU OC の違い(最大の差)

Z790

  • Intel K 付き CPU の OC 対応
  • 14900K の電力上限解放可能
  • 限界性能を追求

B760

  • CPU OC 不可
  • メモリ OC のみ可能
  • 標準動作で運用

業務利用への影響

  • 業務 + 副業は OC 不要
  • 標準動作で十分高速
  • OC は熱・電気代・寿命のリスク

OC しないなら Z790 は意味なし

3. PCIe レーン数の違い

Z790

  • PCIe Gen5:x16(GPU)+ x4(M.2
  • PCIe Gen4:20 本

B760

  • PCIe Gen5:x16(GPU)
  • PCIe Gen4:10 本

業務利用での影響

  • GPU + M.2 SSD 2 枚なら B760 で完結
  • 拡張カード多数なら Z790

4. M.2 スロット数の違い

Z790

  • M.2 PCIe Gen5:1 本
  • M.2 PCIe Gen4:3〜4 本
  • 合計 4〜5 本

B760

  • M.2 PCIe Gen4:2〜3 本
  • 合計 2〜3 本

業務利用での違い

  • 業務 + 副業利用なら 2 本で十分(OS + データ)
  • 動画編集本格派は Z790 検討

5. メモリ OC の違い

Z790

  • DDR5-7200〜8000 OC 可能
  • DDR4 版 Z790 もあり

B760

  • DDR5-5600 標準(一部 6000 まで)
  • DDR4 版 B760 多数

業務利用への影響

  • DDR5-5600 / 6000 で 業務 + 副業は十分
  • メモリ OC は趣味の領域

6. 価格差の使い道

Z790 → B760 で浮く 15,000〜25,000 円

例 1:CPU グレードアップ

  • Core i5-14600K → Core i7-14700K:+25,000 円
  • マルチコア性能 +30%

例 2:メモリ容量アップ

  • 32GB → 64GB:+12,000 円

例 3:SSD 容量アップ

  • 1TB → 2TB:+10,000 円

例 4:GPU グレードアップ

Z790 にこだわるより、これらに振るほうが圧倒的に体感差出る。

7. B760 で十分な人・Z790 が必要な人

B760 で十分

  • ✅ 業務 + 副業(OC 不要)
  • ✅ Core i5 / i7 標準動作
  • ✅ M.2 SSD 2 枚で完結
  • ✅ メモリ OC 不要(DDR5-5600 で OK)

Z790 が必要

  • ✅ Core i9-14900K の限界 OC
  • ✅ DDR5-7200 OC で性能追求
  • ✅ M.2 SSD 4 枚以上
  • ✅ 拡張カード多数(キャプチャ・サウンド・LAN)
  • ✅ ハイエンドゲーム配信

8. ブランド別おすすめ B760 マザボ

コスパ重視(予算 18,000 円)

  • ASRock B760M Pro RSMicro-ATX
  • MSI PRO B760M-A(Micro-ATX

バランス型(予算 25,000 円)★推奨

  • ASUS Prime B760-PLUS(ATX)
  • MSI MAG B760 TOMAHAWK(ATX)
  • GIGABYTE B760 AORUS Elite(ATX)

Wi-Fi 内蔵(予算 30,000 円)

  • ASUS TUF Gaming B760-PLUS WIFI
  • 無線 LAN + Bluetooth 内蔵

9. DDR4 版 vs DDR5 版

LGA1700 マザボの注意点

  • DDR4 版:DDR4 メモリのみ対応・10,000〜18,000 円
  • DDR5 版:DDR5 メモリのみ対応・18,000〜30,000 円

新規組みは DDR5 版

  • 将来性
  • 帯域 +75%

新規組みなら B760 DDR5 版 を選ぶ。

10. LGA1700 vs LGA1851 の選び方

LGA1700(Intel 12〜14 世代)

  • 完成度高い
  • 中古マザボ流通多い
  • 打ち止めプラットフォーム

LGA1851(Core Ultra)

  • 最新規格
  • AI 機能(NPU)対応
  • 将来性◎(〜2027 年想定)

新規組みは LGA1851 推奨。LGA1700 は型落ちアップデート組のみ。

11. 「これを選んだら失敗」NG パターン

❌ NG 1:B760 で K 付き CPU

  • 14900K を装着しても OC できない
  • 標準動作なら 14900 / 14700 / 14600(K 無し)が最適

❌ NG 2:Z790 を業務利用で買う

  • OC しないなら無駄
  • B760 で十分

❌ NG 3:DDR4 版 B760 で新規組み

  • 将来性が乏しい
  • DDR5 版 を選ぶ

❌ NG 4:BIOS 未更新で 14 世代起動

  • 起動失敗
  • BIOS Flashback 搭載モデルを選ぶ

12. よくある質問

Q1. B760 で Core i9-14900 は使える?

A. 使える(K 無しモデル)。OC 不要なら問題なし。VRM フェーズの多いマザボ(TOMAHAWK 等)を選ぶ。

Q2. Z790 と Z890 の違いは?

A. Z890 は LGA1851(Core Ultra 用)の上位チップセット。世代違いで別物。

Q3. B760 で PCIe Gen5 SSD は使える?

A. 一部モデルで Gen5 SSD 対応。ただし B760 のほうが Gen5 スロット少ない

Q4. CPU OC で何が変わる?

A. ベンチマーク +5〜15%。ただし発熱・電力・寿命が悪化。業務利用ではメリット少ない

Q5. 5 年後の CPU 換装は B760 でも可能?

A. LGA1700 は 14 世代で打ち止め。換装するなら LGA1851 のマザボ + Core Ultra に乗り換え必要。

まとめ:Z790 vs B760 の判断軸

用途推奨
業務メインB760
業務 + 副業B760
OC 派Z790
4K 動画編集ハイエンドZ790
  • 業務 + 副業利用なら B760 で十分
  • ✅ 価格差 15,000 円を CPU・メモリ・SSD・GPU に振る
  • ⚠️ Z790 は OC 派のみ
  • 🎯 新規組みは LGA1851 + Core Ultra も検討価値あり

マザボ選びの基本は「マザーボードの選び方」 を参照。

両プラットフォーム比較は「Ryzen vs Intel 用途別おすすめ|2026年版」 を参照してください。